遂に公開となった4月からの水曜よる10時ドラマ『母になる』。
貰い泣き視聴者続出の第1話となり大好評のスタートでしたね。1話ではいきなりの結婚、幸せな家庭風景、当たり前のように始まった子育ての様子から一転、幸せな家族を突然奪っていった一人の犯人が現れます。
誘拐された息子の父親が教えていた生徒であった渡良井(わたらい)という男によって、幸せだった家族に亀裂が入ってしまいます。
そんな犯人役を演じたのが俳優の吉村界人(かいと)さん。今回は犯人役の動機や、役者のプロフィールやその他の出演作品についてまとめていきたいと思います。
サクッと読むための目次
『母になる』の基本情報

放送時間:2017年4月12日、水曜10時スタート
放送局:日本テレビ
脚本:水橋文美江
演出:中島悟
チーフプロデューサー:西憲彦
プロデューサー:櫨山裕子、秋元孝之
1話のあらすじ
書店で働く結衣(沢尻エリカ)は、通勤バスで見掛ける陽一(藤木直人)のことが気になっていた。陽一は大学講師で、来店をきっかけに2人の交際は始まり、やがて結婚。息子の広が生まれる。陽一の研究室の教授・太治(浅野和之)と莉沙子(板谷由夏)夫婦にも娘が生まれ、3歳になった広たちは同じ幼稚園に通っていた。そんなある日、いつものように幼稚園に迎えに行った結衣が、一瞬目を離した隙に、広が突然消えてしまう。折しも、付近で続発している幼児連れ去り事件に状況が酷似していることが分かり…。
犯人は門倉麻子(小池栄子)ではなかった。
ドラマ放送前の段階では、誘拐犯の筆頭として柏崎結衣の息子を9年間育てていた役の門倉麻子が、どうしても子供がほしいばかりに誘拐したのでは?といったドラマ内容の筋書きを予想していた方も多いかと思います。
公開されて結末を知ってしまった後では、なんだ。違うのかといった感じですよね。
あまりにあっけなかったかと思います。
- 藤木直人と沢尻エリカ離婚してしまったんだろうか、あのアパートは犯人が住んでたところだ思うけど警察はなぜ調べなかったのか、小池栄子が母になった理由(お母さんに憧れていたのか)、一話にして母と息子が出会う内容。謎ばかり。
- 母になるのツッコミどころ多すぎだけどなんやなんや言いながら最後まで見たからいっか。でも家宅捜査はするでしょ~無理矢理感すごい。息子が空き家じゃない?って言って私もそう願ったが誰かの家ではあったよね。
と言ったコメントもあり、誘拐事件がなぜ9年も解決されずにそのままなのかといった事は、皆さん共通の納得行かない点のようですね。
それはさておき、ドラマの本題は、事件の謎を解明と言うよりはその後の家族の絆であったり、同この先の人生を歩んでいくのか。と言ったところにこのドラマの焦点は向けられていきそうですね。
ドラマでの犯人の心理は?
幸せの家族から夢と希望を奪い去った犯人ですが、一体何が原因だったのか。簡単にまとめたいと思います。
- 幸せが気に入らなかった
柏崎広の父親、陽一の教え子であった渡良井(わたらい)。動機としては何もかもうまく行かなかった自分の人生とは裏腹に幸せの生活を送る人物が気に入らなかったのでしょう。
- 自分を蔑んだ事への復習
指導者であった陽一の下で学んでいた渡良井。頼みの綱であった教師の陽一は忙しいからと自分をないがしろにしていた、全ては陽一が自分に対してないがしろにしていたことに対して恨みが募って犯行に及んだ
といった解釈ができるのではないでしょうか。どちらの理由にせよ、刑事モノドラマなどであった場合は曖昧な動機ですが、推理系ミステリードラマではないので深く突っ込まれることなしに楽しんだほうが良いかもしれませんね(笑)
この腹いせ感が結構目立ったのか、ドラマ終了後の感想でも無理やりな展開だな。とか
『母になる』犯人役の俳優は吉村界人(かいと)さん
- プロフィール
1993年生まれの俳優で所属事務所はオフィス作。2016年、主演作『太陽を掴め』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にノミネートされたことで知られる俳優。独特な存在感と表現力で、ファッション業界からも注目を集めている。2017年のドラマでは『お前はまだグンマを知らない』轟一矢 役や『100万円の女たち』 で神田武 役として活躍をする。
【吉村界人】
4月13日(木)25時スタート「100万円の女たち」(テレビ東京)に神田武役で出演いたします!お楽しみに♪https://t.co/QZwMKQtcIx pic.twitter.com/UtzFblPbhq
— OFFICE 作 (@office_saku) March 28, 2017
まとめ
あっけなく事件の犯人が分かってしまい、犯行の動機もいまいちはっきりとしたことが描かれることのなかったドラマで、正直なぜこの展開になったの?といった率直な感想が出てくることは否めないです。
しかしまあ、素直に帰ってきた息子と家族との新たな人生の歩み方と言った部分のストーリーに注目するのが良さそうですね。
ドラマの雰囲気が少し八日目の蝉やそして父になるといった作品と通じるところがある点は、やはり同じ家族を題材にした、答えのない人間の物語と言ったところが主体になっているからでしょうか。
『母になる』では一体どんな家族の描かれ方や解釈で物語が進んでいくのでしょうか。引き続き注目していきたいドラマですね。
ちなみに、ドラマの第1話及びそれ以降の見逃しは、Huluで放送局後から配信されるようなので、見られなかった人はhuluを利用してみるのお良いのではないでしょうか。