2017年4月期放送開始の水曜10時ドラマ【母になる】。
3歳の時に誘拐されてしまった息子。9年の歳月を経て13歳の息子が突然自分の元へ帰ってくる。
空白になってしまった9年間は埋める事ができるのだろうか。
- 母になることが当たり前と思っていた女性、結衣。
- どうしても母になりたかった女性、麻子。
- 母としての自分に悩みを抱える莉紗子。
三人の異なる女性を題材に、『母になる』こと、家族になることは何か。といった悩みを描く三人の母になるまでの物語。
2017年4月から公開がスタートのドラマですが、今回はこのドラマ『母になる』の最後に行き着く結末について予想していきたいと思います。
⇛最終回予想の前に『母になる』のあらすじとキャストのおさらい。動画を1話から見るには?
『母になる』の基本情報
放送時間:2017年4月水曜10時スタート
放送局:日本テレビ
脚本:水橋文美江
演出:中島悟
チーフプロデューサー:西憲彦
プロデューサー:櫨山裕子、秋元孝之
『母になる』のあらすじ
母になる事が当然だと思っていた女性・結衣。良い母になれないと悩む女性・莉沙子。どうしても母になりたかった女性・麻子。
そんな3人の女性が母になる。
3歳の春、愛する息子が誘拐された。いつもの幼稚園の帰り道。繋いでいた手を離した、ほんの一瞬。
目を戻すと、そこに息子はいなかった。そして9年の月日を経て、13歳になった息子が現れる。空白の9年間を埋められるのだろうか。一度壊れた家庭をもう一度取り戻せるのだろうか。息子と母、妻と夫、その間にあるかけがえのない何か。
家族になるとはどういうことなのか?そして「母になる」とはどんなことなのか?
このドラマは今を生きる3人の女性が『母になる』までの物語。
日本テレビ(http://www.ntv.co.jp/haha/)
家族を題材にしたドラマの結末
今回のドラマ『母になる』は3人の異なるポジションの女性の視点から、”母”について考えていきます。ドラマの結末を予想するにあたって、家族の関わりをドラマにした作品を参考にしました。
- そして父になる(映画)
2013年に公開された映画で、福山雅治さんが主演を努めたことでも話題となった。物語の内容は子供が出生時に取り違いが起きてしまい、これまで一緒に家族として生活していた息子が本当は血のつながっていない事を知ってしまった家族の葛藤を描いた映画。
これまで育ててきた息子と、血の繋がりのある実の息子。どちらも自分にとっては息子であり、選ぶことは出来ない。最後の結末は子供はどちらのに向かうかが描かれていなかったので、最後は見た人それぞれに違った解釈があるのではないでしょうか。大人に成長した息子が自分の道を選択することになるのでしょう。
- 八日目の蝉(映画)
角田光代さん原作の小説を元にした映画で、人間関係のもつれから生じた人間ドラマ。”優しかったお母さんは私を誘拐した人でした”自分の父の愛人によって誘拐された少女。誘拐犯の女を娘は本当のお母さんだと思っていた…。4歳まで誘拐犯に育てられた主人公はもう大学生まで成長していた。事件のこともあり実の両親とは少し疎遠な生活で、家を飛び出してしまう。迷いながらも自分の直感で育ての母のもとに帰り、育ての母と同じ状況で身ごもった子供の母になる決意をする。
趣旨は少し違うが、どちらの作品も家族の葛藤を描いた作品で大ヒットを記録した話題作になった。このドラマを見たことで自分自身も家族とゆう存在を思い返したりしました。最後の最後まで描かれてはいませんが、どちらも大きくなった子供が自分の信じた道を歩いて行くとゆう感じですね。
『母になる』の結末予想
上に紹介した2つの家族をテーマにした人間ドラマですが、今回の『母になる』の最終回はどんな終わり方を見せるのか、それぞれの女性の視点で予想していきたいと思います。
- 柏崎 結衣(沢尻エリカ)
子供が誘拐されたことで結婚していた旦那とも別れ、一人で孤独に生きていた結衣。一度は失ってしまった息子をもう一度母として子育てすることに自身が持てず、友人の莉紗子にも子育ての助けを求める。帰ってきた息子は9年間も他の女性に育てられていたこともあり、血がつながっているが心の距離は縮まらない。息子の母として認めてもらえるように必死で”母”として振る舞うが、空回りしてしまう自分に自身を失う。”母”とはなにか。を自分に問い、最後は大人まで成長した息子に選択を任せることにする。
- 西原 莉紗子(板谷 由夏)
結衣の友人として、側で支えてきた莉紗子。自分の子供を育てることに不安を持ち、こんな母親に育てられて息子は幸せなのか?と自問自答。もし、誘拐されていたのが自分の息子だったら、息子はもっと幸せに生活しているのでは?と自身が持てないでいた。結衣や結衣の息子を見ているうちに”息子の幸せは息子が自分で見つけていくのだ”と思う事が出来、前向きに子育てに向き合い始める。
- 門倉 麻子(小池栄子)
13歳になるまで、血のつながる我が子同然に育ててきた息子を、実の血のつながりのある女性の元に返されてしまった麻子。これまでの経緯を理解するも簡単にあきらめが付くことではなかった。何度も自分の元に帰りたいと言ってくる息子に本当の思いを隠すことにする。成人になった息子が自分の意志で母を選ぶその時まで…。
このような感じで、それぞれが自分の道を見つけ出すのではないかと思います。結局子供にとってどちらが正解かなんてことは、本人である子供にしか見つけることは出来ません。最後は息子本人が大人に成長した時に自分で道を選んで自立していく。といったことにそれぞれの母が気づき、”子供の成長を側で見守っていく”とゆう流れのドラマになるのではないでしょうか。
まとめ
今回の『母になる』の予想では、最後にそれぞれが自分の母としての立ち位置を少しずつ見つけ、子供の成長とともに親の心情にも少しづつ変化が起こり、人としても一段階成長するような話になるのではないかと思います。
子育てとは”永遠の家族のテーマ”といえるのではないでしょうか。このドラマも大きな話題を呼ぶドラマとなることではないでしょうか。
今回、結末を予想するにあたって参考にした、『そして父になる』や『八日目の蝉』も家族を題材にし、大反響の映画だったので、とてもおすすめです。
ドラマ『母になる』の最終回結末予想でした。あらすじや、出演者に関してはこちらでまとめていますので、御覧ください。
⇛最終回予想の前に『母になる』のあらすじとキャストのおさらい。
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