2017年4月から放送の月曜9時のドラマ『貴族探偵』。
月9ドラマ枠30周年とゆうことで、キャストも非常に豪華な顔ぶれです。
ここ最近の月9ドラマの視聴率が思わしくない結果となっており、先行きを不安視する声も少なくありませんが、今回のドラマ『貴族探偵』は私個人的に結構高い視聴率を記録するのではないかな?と予想しております。
今回は、『貴族探偵』の高視聴率獲得を予想しているその根拠となるポイントをこれまでのヒット作などの背景から考察していきたいと思います。
サクッと読むための目次
ドラマ『貴族探偵』の基本情報
放送日:2017年4月17日スタート(初回30分拡大SP)
放送局:フジテレビ系
原作:麻耶雄嵩
プロデューサー:羽鳥健一、西坂瑞城
脚本:黒岩勉
演出:中江功、金井絋、相沢秀幸
制作著作:フジテレビ
ドラマ『貴族探偵』のあらすじ
ドラマの主人公は年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明。己のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年。物語では「貴族」「主」「御前」という呼び名しか登場しない。働いている様子はなく、身なりは常に瀟洒(しょうしゃ)、言動は紳士的でレディーファーストを心がけ、一方で貴族であるという自覚を強く持ち、権威に頓着することがなく常に泰然としている。事件に出会った際には警察の上層部に働きかけ、現場を指揮する鼻形雷雨(はながた・らいう)という刑事もしぶしぶ認める形で、事件解決に向けて関わっていく。
それでは貴族のお手並み拝見だ…そう誰もが思ったところ、なんと捜査、推理をするのは彼を取り巻く召使いたち。「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じている貴族にあっけにとられる周囲を尻目に、貴族へ絶対的な忠誠心を持つ山本という執事、田中というメイド、佐藤という運転手の3人が現場分析、証拠集めなど捜査へと動き始める。
そんな、破天荒な貴族たちと偶然に、かつ頻繁に同じ事件に居合わせ、貴族たちと競う形で謎に向き合うのが探偵の高徳愛香(たかとく・あいか)。喜多見切子(きたみ・きりこ)という女性探偵を師匠と仰ぎ、彼女に憧れて探偵になった愛香は駆け出しの新米ながら、探偵という職業に人一倍の誇りと信念を持っている。そのため貴族のやり方には反感しかなく、貴族よりも先に謎を解こうと現場を奔走し、推理を積み重ねていく。
『貴族探偵』の視聴率予想
月9ドラマの視聴率が10%を下回ることも少なくないここ最近ですが、今回の『貴族探偵』はそんな月9枠の救世主的な数字を出してくるのではないかと期待しています。15%あたりの数字を出してくるのではないでしょうか。
これから、その予想をした根拠についてまとめていこうと思います。
根拠1ー原作の人気
この『貴族探偵』は人気ミステリー作家の麻耶雄嵩さんの作品を実写化したことで知られていますね。
推理小説と謳いながら”主人公は推理をしない”とゆう主人公設定に、原作でも話題となった作品ですが、内容も本格的なミステリーでしっかりとした読み応えがあり、2014年の”本格ミステリ・ベスト10”では見事一位を獲得。
ドラマの実写化をする題材として申し分ない話題作ではないでしょうか。
根拠2ー人気アイドルの起用
話題のドラマ&人気アイドルとゆう反則的な話題性がありますよね。アイドルファンの人はその出演とゆう事実だけで心をキャッチされているに違いありません。
ましてや、貴族役とゆう”キザな役”を相葉雅紀さんが演じていることで公開前からドラマの話題性をたくさん拡散されて盛り上がることが予想されます。
普段の元気キャラからすると結構なギャップがありますけどね。どんな演技をするのかも見どころですね。そして、主題歌もバッチリ”嵐”のテーマソングに決定しましたね。
根拠3ー黒岩勉さんの脚本
意外と気にされていない方もいらっしゃるのかもしれませんが、この脚本家の黒岩勉さん、これまでのドラマでも高視聴率を獲得したドラマでの脚本を務めている要注目の人物と言えるでしょう。
例えばこれまでには、同じく”嵐”のメンバーで知られる櫻井翔さんが主演を努めたドラマ『謎解きはディナーのあとで』や、今回と同じく相葉雅紀さんが主演を努めたドラマ『ようこそ我が家へ』、『ストロベリーナイト』、映画『ONE PIECE FILM GOLD』などのヒット作を出しています。
『謎解きはディナーのあとで』は映画公開になるまでヒットしましたよね。今回も黒岩勤さんの描く世界観に期待が集まります。
根拠4ー主演以外も豪華キャスト
今回はドラマ月9枠の開設30周年とゆうタイミングなので、フジテレビも本腰を入れて視聴率回復に力を入れてきていると思われます。出演キャストを見てみてもあまりに豪華すぎるので、映画か?と思ってしまうほどです。出演者の人気でも視聴率を取りに来ていそうですね。
根拠5ー原作と違うオリジナルストーリー展開
単純に人気の小説をドラマ化!!とゆうだけでは最近はあまり魅力ではありませんよね。実際原作を読んでいる人からすると、実写化になったおかげで大事な部分をカットされていたりするので、どうしても原作ファンからの支持は回ごとに少しずつ落ちそうです。
原作には描かれていない部分があるのをどう面白く見せるかがカギですね。今回の”謎の女”効果がより楽しませてくれそうですね。
まとめ
どうでしょうか。結構良い視聴率を出してきそうな予感のするドラマではないでしょうか。実際に原作を読んだ所では、この小説は一話ごとに話が完結するタイプの短編小説集とゆう位置づけですが、オリジナルストーリが盛り込まれているとのことで、ここで話題になっている”謎の女”演じる仲間由紀恵さんの存在ですよね。
主演級の女優さんを1話だけの出演では終わらないとは思いますので、ここでオリジナル部分の脚本による黒岩さんワールドの出番ですね。
そしてもう一つ”謎の女”以外にもなにやら賑やかそうなオリジナルキャラ”刑事さん”演じる生瀬勝久さんがいますね。仲間由紀恵さんとの共演回数が異常なまでに多い生瀬さん。今回はどんな絡みを見せてくれるのでしょうか。
原作は、推理小説とゆうだけにやはり暗くなりがちな印象を受けましたが、生瀬さんのキャラ登場で賑やかな月9っぽい作品になりそうですね。
公開がとても楽しみです。